一大イベント
人生の一大イベントといったら人それぞれでしょうが、私の場合は出産です。お腹から出てきた子供を目の前で見せてもらい、手足をばたつかせながら、私の顔にその小さい手が触れた瞬間、感動で涙があふれました。女性の最高に至福の感動は、十ヶ月近くに渡っての体を張ったという長い苦労の末の至福なのだろうと、思います。女性が男性よりも精神的に強かったり、寿命も長かったりというのは、出産という生命を誕生させ、育む身体である辺りが関係しているのかもしれません。私自身の出産はといいますと、それはそれは、大変な一大イベントとなりました。まず、高齢出産であること、高血圧だったこと、切迫早産になりかけての入院生活、おまけに逆子という妊婦さんが、なりたくないベスト5(?)以内の事象が、みごとに集まりました。切迫早産と高血圧のセットはあまり良くないことらしく、予定日よりも二ヶ月早く入院という形になりました。家にいるよりは安心だという気持ちにはなりますが、点滴を二十四時間つけられ、絶対安静を言われていたので、ベッドから降りるのは、同じ部屋のなかにあるトイレに行く時だけゆるされて、できるだけ歩くのも良くないという事でした。結局入院一ヵ月後、未熟児ですが、無事帝王切開で、出産する事ができました。待ちに待った赤ちゃんの手が触れた瞬間、無事に生れてくれて良かった、安堵の涙だったのかもしれません。 神奈川の横浜市内産婦人科へ